人生初のめぐりあい

Kei

2009年03月14日 18:15







タイトルが大げさな割には、
内容はそれほどでもない・・・。

子供たちと両親が持ってる畑にいった。
野菜を収穫したり、
畑を耕したり、
小屋にある囲炉裏で食事をしたり。

そこに築100年くらいの古い家がある。
子供が中を探検したいと、ライトをもって誘いに来た。

こっちは畑を耕すのに忙しいので、
「勝手に行ってこい!」

しばらくすると、娘と息子が息を切らして、
「真っ暗な2階の天井になんかぶら下がってる・・・怖い~」

「枯れ葉じゃないか?」
「なんか微妙に動いてる・・・」
「捕まえてみて!」

2階に上がり、天井をライトで照らすと、
枯れ葉みたいないくつかのシルエット。

それはまぎれもなく蝙蝠(コウモリ)。

手を伸ばせば届きそうなところに一匹いたので、
恐る恐る手を伸ばす。

ドラキュラや吸血コウモリなどのイメージから、
ちょっと勇気がいった。

でも、2人の子供に見守られ。
父ちゃんいいとこ見せなくてはいけないのだ!

危険を察知してバタバタと飛び去るかと思いきや、
なんのことなく手のひらに包まれたコウモリ。

息子から、娘から
「パパ、カッコイイ!強いね」 
「怖くなかったの?さすがだね!」の賞賛。

誰かから褒められたのって久しぶり・・・。

恐らく寒くて冬眠の最中だったのかもしれない。

じっと手の中でおとなしくしている。

最初は気味悪がっていた子供も、
触らせてやると、
「かわいいかわいい」と大喜び。

ぼく自身も人生初の珍しい体験ができて、
父としての面目も保てて、
めでたしめでたし!

コウモリはしばらく遊んだあと、
元いた場所にぶら下げたら、
そのままおとなしく眠りについたようです。

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