人生初のめぐりあい
タイトルが大げさな割には、
内容はそれほどでもない・・・。
子供たちと両親が持ってる畑にいった。
野菜を収穫したり、
畑を耕したり、
小屋にある囲炉裏で食事をしたり。
そこに築100年くらいの古い家がある。
子供が中を探検したいと、ライトをもって誘いに来た。
こっちは畑を耕すのに忙しいので、
「勝手に行ってこい!」
しばらくすると、娘と息子が息を切らして、
「真っ暗な2階の天井になんかぶら下がってる・・・怖い~」
「枯れ葉じゃないか?」
「なんか微妙に動いてる・・・」
「捕まえてみて!」
2階に上がり、天井をライトで照らすと、
枯れ葉みたいないくつかのシルエット。
それはまぎれもなく蝙蝠(コウモリ)。
手を伸ばせば届きそうなところに一匹いたので、
恐る恐る手を伸ばす。
ドラキュラや吸血コウモリなどのイメージから、
ちょっと勇気がいった。
でも、2人の子供に見守られ。
父ちゃんいいとこ見せなくてはいけないのだ!
危険を察知してバタバタと飛び去るかと思いきや、
なんのことなく手のひらに包まれたコウモリ。
息子から、娘から
「パパ、カッコイイ!強いね」
「怖くなかったの?さすがだね!」の賞賛。
誰かから褒められたのって久しぶり・・・。
恐らく寒くて冬眠の最中だったのかもしれない。
じっと手の中でおとなしくしている。
最初は気味悪がっていた子供も、
触らせてやると、
「かわいいかわいい」と大喜び。
ぼく自身も人生初の珍しい体験ができて、
父としての面目も保てて、
めでたしめでたし!
コウモリはしばらく遊んだあと、
元いた場所にぶら下げたら、
そのままおとなしく眠りについたようです。
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